5月6日の庭のかたくり
7、8年前に庭に突然かたくりの花が一輪咲きました。誰も植えた記憶はありません。
まさしくこれは小鳥が落としていったものから芽が出たのです。
北海道にはあちこちにかたくりの群生地がありますが、ふやすのにはなかなか難しい植物です。
ことしはようやく数輪にふえました。
かたくり(片栗) ユリ科の多年草。古名、かたかご。北海道、本州中北部の山野や林に自生。
早春に双葉を出す。葉は厚く淡緑色で表面に紫斑がある。春早く長い花柄を出し赤紫色6弁の花を開く。花被片は外曲反転し、釣鐘状の花が下向きに咲く。
地下茎は多肉、白色棍棒状で澱粉を蓄える。
「もののふの八十(やそ)をとめ等が汲みまがふ寺井の上の堅香子(かたかご)の花 万葉集・大友家持
梅と桜と遠くに辛夷
気候がよくなると気持ちもうきうき。
この季節、早朝の公園は小鳥のさえずりであふれています。
ちょっと歩いてみませんか?
整備された道を歩くウォーキングとでこぼこ道を歩くハイキングでは歩き方が違います。
ハイキングの歩き方のコツは、「小またでベタ足で歩く」と日本登山医学会事務局長で了徳寺大学(千葉県)教授の増山茂さんは言います。
「大またにならないように気をつけながら、足の裏全体で地面を踏みしめる。
ウォーキングのように地面をつま先でけって前へ進もうとするのは避ける。ひざへの負担が大きい。
準備運動を十分に行い、足首を回し、ふくらはぎ、アキレス腱を伸ばす。
体が柔らかいと筋肉が衝撃を吸収しけがを防ぐ。
ハイキングでバランス感覚を鍛えておけば、普段の生活でも転倒などを防ぎやすくなる」と言っています。
ちょっと歩くだけで体も心もリフレッシュしますよ。
三色のコントラスト
ゴールデンウィークに入ってようやく気温が上がりはじめました。
例年に比べ寒さが長引き、一週間以上も花々の開花が遅れています。
連休に入ってようやくストーブをつけなくてもいい暖かさになりました。
暖かさに誘われ花々が開きだし我が家の庭もようやく庭らしくなってきました。
手前の白が水芭蕉、その奥の黄色がエゾノリュウキンカ(やちぶき)、そしてその奥の斜面の青色がエゾエンゴサクです。
みごとなコントラストです。
連休の後また寒さが戻ってきたので、これらの花々にとっては最適の気温です。
花々にとっても、私たちにとっても長い期間楽しめそうです。