2012 3月»菜園付きエコアパート かたくりの里とうべつ

『北窓開く』

「北窓開く(きたまどひらく)」というのは俳句の世界では春の季語になります。

冬の間閉ざされていた北窓を開くこと。薄暗く陰気だった部屋がにわかに明るくなり、身も心も解放されたように感じる。春の喜びのひとつです。

まさに北海道、当別町にぴったりの春の季語です。

・北窓を開け父の顔母の顔        阿波野 青畝

・北窓の開(あ)くを遅しと待つ山河 鷹羽 狩行

・北窓をひらく厩舎にこもる熱     大澤 久子

南の窓辺のミニトマトの苗

南の窓辺のミニトマトの苗

窓の向こうのベランダは雪

窓の向こうのベランダは雪

今度はひまわりの種を蒔きました

3月11日の様子

3月11日の様子

ホームセンターにはもう花や野菜の種がど~んと出ていました。

今年も大沢アパートかいわいを賑わすためにマリーゴールドとひまわりの種を蒔きました。

今年初めてひまわりの種を自分で蒔いたのですが、なんと大きな種を押し上げて芽が出てきたのです。

土の中で種の下に根が生えてくると思っていたのでびっくり。

大形のひまわりになると書いてあったのですが、さすがに芽もしっかりと大きいのです。

3月3日に蒔いて、温かい当別の居間で3月11日にはこんなに成長しました。

庭の雪が解ける前にかなり大きく成長しそうでちょっと心配です。

芽が種を持ち上げています

芽が種を持ち上げています

 

ひな祭り

当別のお内裏様とお雛様

当別のお内裏様とお雛様

3月3日は桃の節句です。

1月7日・人日(じんじつ)、3月3日・上巳(じょうし)、5月5日・端午(たんご)、7月7日・七夕(たなばた)、9月9日・重陽(ちょうよう)を五節句といいます。

中国の古風俗に三月上巳の日に水辺に出て災厄(さいやく)を払う行事があり、それが後に曲水の宴となり桃の酒を飲む風習が生まれました。

平安時代、3月の最初の巳の日・上巳(じょうし)に無病息災を願う祓いが行われていました。災厄を託した人形を川や海に流したのです。

歳月を経て上巳の節句は、ひな人形を飾って女の子の成長を祝う日となりました。

当別でも床の間にお内裏様とお雛様が飾られています。

大澤産業株式会社

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