設計者からの詳細な説明
みな真剣な眼差し
北海道新聞の掲載記事
ウエブ許諾表記:北海道新聞社
「『エコアパート高い関心』当別で見学会」というタイトルで北海道新聞に大きく取り上げられました。
多くの方々のご協力のもとにエコアパートの「構造見学会」の日を迎えることができました。
数日前の突然の大雪で現場の大工さんの仕事がはかどらず、この日に合わせるためにまさに不眠不休の体制で臨んで下さいました。
「菜園付きエコアパート」が大きな特徴なので、まさに住まいと食と環境に関心のある方たちがたくさん『構造説明会』来られました。
道産木材の種類や構造、断熱材の特質、床に塗るワックスから食物残渣を土に還元する方法、雨水の利用、そして間伐材などからつくられるペレットを燃料とするペレットストーブの使用に関して等々さまざまな質問が出て、本当に環境に対して関心が高まっていることを実感しました。
木の香り豊かなこの4戸建てのメゾネットタイプの菜園付きアパートができるのを、建て主としてもその課程とともに楽しみにしています。
内覧会も予定しています。事前にお知らせしますのでぜひお運びくださいませ。
このスペースが車でいっぱいに
足場の中の見学会
ファイルを使って構造説明
二階の木組み
がっしり接続
11月23日(土)14時から構造説明会を行いました。
開始当初から20数名の参加者のみなさんでひしめきあうような状態で説明会は始まりました。
参加者の半数以上の方は札幌からで、なかには東京からの見学者もありました。
設計事務所の山田さんによる構造説明は、A3版のカラ―写真のファイルをふんだんに使い、分かりやすくユーモアたっぷりの説明でした。
200㎜のウッドファイバーを使用した壁の断面模型、アースチューブ換気・サーキュレーターシステムの模型も用意されての懇切丁寧な説明に様々な質問が出ていました。
「100%北海道産の木材を利用している」との説明に「樹の香りがする」「二階の梁の大きさは凄い」「土台に腐りにくい栗の木を使用している」などなど感嘆の声が挙がっていました。
15時からはペレットストーブの解説で、三素(さんそ)の家次(いえつぐ)さんにお願いしました。
ペレットストーブは既存の1DKのアパートの一室で使用しているので、参加者はその部屋に移動してプロジェクターによる説明が行われました。
ペレットストーブを初めて見た人も多く、ゆらぐ炎を見ながら、薪ストーブのような柔らかい暖かさを体感して頂きました。
「地産地消のエネルギーを活用しましょう」との家次さんの提言に皆さん大いに共感していました。
最後に皆さんからたくさんのご意見やご要望、ご質問などのアンケートを頂き、今後に充分役立てていきたいと思います。
構造見学会は盛況のうちに終了しました。
次回は1月にモデルルームによる内覧会を企画予定です。
赤々と燃えるペレットストーブと共に皆さまをお待ちしています。
ペレットストーブの説明
構造写真
11月23日(土)10時00分~16時00分 に現地、当別町白樺町60において構造見学会を開催します。
北海道初のエコアパート(ペレットストーブ付・菜園付)です。
同時開催セミナー
①14時~14時45分『エコアパートの解説』(ビオプラス西條デザイン・山田部長)
・自然素材を使用するなど5つのこだわり
・200㎜断熱、アースチューブなど4つの仕様 等
②15時~15時45分『自然エネルギーとペレットストーブ』(三素・家次社長)
・自然エネルギーの優等生「ペレット」とは 等
見学ご希望の方は連絡先:090-5524-0985 「かたくりの里 とうべつ」大澤までどうぞ!
小雨の天気予報が外れて11月4日はまずまずのお天気となり、上棟式を迎えることができました。
この日を迎えるために大工さんは急ピッチで建て方の工事を仕上げてくれました。
上棟式を終えて、町内会のご婦人方にお手伝いを頂き、餅つきをした後に
お汁粉を地域の皆さまと共に楽しみました。
最後にこのエコアパートの施工に協力頂いている皆さまとの労いの場を設けました。
これからは雪の予報を気にしながら、屋根をかける作業へ移ります。
どうぞ事故などないように、と祈っております。
上棟式
神妙に神様へ拝礼
おねえさんと武部社長の名コンビ
撤去前の車庫での直会
古い車庫を撤去した白い空間
冬囲いの追いつかない庭
突然の雪に困惑気味のなな
11月11日一挙に雪がやってきました。例年より10日ほど遅れているとはいえ一気なのです!!
アパートの建築工事に関わる行事や雑事に追われ、庭木の冬囲いが遅れ気味。
松やオンコの雪吊りもまだ手つかず状態のところに当別では3日間雪が降り続いています。
札幌は11日に降って一面真っ白になりましたが、12日、13日は大した降らずに道路も歩道もほとんど解けてしまいました。
この急激な変化にみなさん体調を崩さないでくださいね。
知事公館 11/13
冬仕度の安田侃の「意心帰」
裸木になった銀杏と落葉
建て方は雨天でも進められました。
二階の梁を良く見てみると、黒いテープがそこかしこのほぞ穴に貼ってあります。
大工さんに聞くと「雨がほぞ穴に溜まらないように」と前日に行った作業だそうです。
そして建て方が始まり、必要な場合はコンプレッサーでほぞ穴に溜まった雨を飛ばしてから柱を建てていきます。
大工さんの手間をかける仕事ぶりには驚かされます。
私が冗談で「この配慮で更に10年は長持ちする建物になるかな」と声をかけると、その大工さんは笑顔で「そうだと思いますよ」と。
ちょっと手がすくと、誰に指示される訳でもなく「ほうき」と「ちりとり」をさっさと動かし続ける新人大工さん。
この現場は、大工さんの心意気を感じる新しい発見があります。
建物の4隅に隅餅を置きます
神主さんのお祓い
棟梁と大家の棟上げの儀
11月4日(月)爽やかな秋空の下『かたくりの里とうべつ』の『空』メゾネットタイプ4戸1棟の上棟式が執り行われました。
メインはもちろん上棟式ですが、呼びものは大臼で4回の餅つきとその場でつきたてのお餅のお汁粉食べ放題(?!)。結果的にそうなりました。当別町内であちこちでの文化の日の行事と重なり、人出が少々少なかったのです。
午後からちょっと風が出てきて寒くなってきたのですが、上棟式の終わるまで紅白の幔幕の外で見学のみなさんは我慢強く待っていてくれました。
建設会社の社長さんは餅つきも相取りも実に手慣れたもの。秋田出身の大工さんは餅つき名人「餅つきはこねるのが大事」と。棟梁や大工さん、大家のおにいさん(?)、住人の大学生のおねえさんや小学6年生のあっくんが杵を振り上げてくれました。
もち米を蒸かしてお汁粉の汁まで調合して届けてくださった藤澤製菓さんありがとうございました。
町内会の婦人部のおかあさんたちが熱々のお餅をにぎってお汁粉のお鍋に次々入れて出来上がったお汁粉は、寒風の中で待っていた方々の体を温めてくれました。
札幌から駆けつけてくれたあっくんとあっくんママのゆかりさんからはお祝いに素敵な花束をいただきました。珍しいお餅つき見に来ない?なんて軽くお誘いしたのに、こんな細かなお心遣いに本当に嬉しくなりました。
たくさんのみなさんのご協力そしてまさにご支援の許、無事に上棟式を執り行うことができました。みなさん本当にありがとうございました。
このようなご厚意に感謝し、期待を裏切らない確かなる大家業に努めたいと思っております。これからもご協力よろしくお願い申し上げます。
大学生のおねえさんガンバレ!
あっくんガンバレ!!
素敵なブーケありがとう!!