10月30日の早朝、若い大工さんが三人、現場に到着。
土台敷を終えた次の工程では、柱・梁を中心に建て方が始まりました。
建てる場所を特定するために「いろは」と「和数字」をふった柱を手順良く各所へ運び込み、建てて行きます。
梁は機械を使わずに人の力だけで担ぎ上げ、指定の「ほぞ穴」に「ほぞ」を差し込んで行きます。
「ほぞ穴」が窮屈でなかなか入らないので「かけや」で上からたたき、納めます。
大工さんたちの一連の作業が夕刻まで粛々と続き、1階部分の柱はほぼ建ち上がりました。
現場の景観が突如として、立体的になり無垢材の樹の香りが漂います
明日も建て方は続きます。
ガマを干しているところ
鮭の皮でつくった服
萱野茂資料館にて
先日、数名の仲間と平取町・二風谷へアイヌ民族の伝統や文化にふれるバスツアーに行ってきました。
萱(かや)でつくったチセ(家)や蒲(がま)を乾燥させて敷物を織っているところなどを見学しました。博物館には生活用品から衣服などさまざまなものが展示されていました。
「アイヌの伝統と近代開拓による沙流川流域の文化的景観」は2007年に国の重要文化的景観に選定されました。
最近、北海道の高橋はるみ知事がアイヌ語で『イランカラプテ』「こんにちは」を推奨していますし、身近にたくさんのアイヌ語が存在しています。
当別町の「ペツ」は川を意味していますし、当別町内にあるペンケチュベシナイ川のペンケは上流、パンケは下流を意味します。
「イヤイライケレ」は「ありがとう」です。
なかなか覚えにくいのですが、ちょっと使ってみたい言葉です。
言語学・アイヌ語の研究者の碑
鮭の溯る沙流川
河畔の鹿の足跡
基礎工事が終了し、いよいよエコアパート本体工事に着手します。
昨日から武部建設株式会社の大工さんが乗り込み土台敷きが始まりました。
敷地内には材料も運び込まれ、簡易倉庫も建ち、大工さんの建て方に向けた準備が着々と進みます。
午後からは足場組立の業者さんが到着し、素早い作業手順であっという間に足場が組み上がりました。
職人さん達のキビキビとした動きを見ていると、緊張感と仕事に対するプライドを感じます。
これからはエコアパートの建築経過をお届けします。
台風一過の青空
秋明菊の門口
レンガの煙突と枝折戸のある家
台風26号は伊豆諸島付近から関東、東北、北海道に大きな影響を残して去っていきました。
この温帯低気圧により道内は風雨と寒気に見舞われ、中山峠では初雪を観測し、午前7時から午後6時の降雪量が23㎝。旭川、帯広、北見などでも1月ほど早い初雪とその降雪量の多さで、交通機関や農作物に被害が及んでいるようです。
10月16日の札幌市も当別町も「かたくりの里とうべつ」も日中の気温は10度に届かず温かいミルクココアでほっと一息ついていました。
道内で2万1千戸が停電という北海道新聞の10/17付朝刊の見出しにはぞっとしました。
ほとんどが電気に頼っている現代社会、厳冬期に停電になった場合の準備をしっかりとしておかなければと実感しました。
本日10月17日台風一過の束の間の青空のもとを散策していて、すてきなお家とその住人の方に偶然お目にかかり嬉しい出会いとなりました。
お庭やお花の写真を撮らせていただいた上に、摘んで持たせてくださいました。
なんとお花の先生ということでした。私の心も爽やかな秋の空になりました。
ありがとうございました。
お庭のサラシナショウマ
包んでくださった花々
こんなに長い私の足の影
入口のサッポロカイギュウのモデル
どなたでも楽しめます
笑顔のすてきなおねえさんが説明してくれます
札幌市の中心部・北1条西9丁目リンケージプラザ5階に『札幌市博物館活動センター』という小さな博物館があります。
大地の誕生の図解から始まり、札幌の地形や岩盤、生息している生物や昆虫の標本などが整然と並んでいて、それほど広くはないスペースなのですがまさに宝の部屋という感じでした。
ちょうど江別の福祉施設のお年寄りご一行が見学に見えていました。スタッフの大杉さんが優しく丁寧に説明していました。
『札幌市博物館活動センター』の存在は知っていましたが、こんなに興味深い楽しい空間と初めて知りました。おまけに入場無料!!
ぜひとも『さっぽろ時空探検』してみませんか。おすすめコースですよ。
昆虫の標本
美しさにうっとり
生息している小動物