今年11月27日
『雪吊り』といえば日本三大名園の一つ、金沢の兼六園の雪吊りが有名です。
ちなみに日本三大名園は、水戸の偕楽園(梅の名所)、岡山の後楽園(回遊式庭園)。
当別町は豪雪地帯なので庭木の冬囲いや雪吊りは欠かせません。
先代のおじいちゃんの時代からの一位(オンコ)や松も随分大きく立派になりました。
ここ数年大きな樹の雪吊りは人材センターにお任せしています。
つつじ、さつき、しゃくなげ、ライラック、牡丹、芍薬、バラ、あじさい、鉄線等々の冬囲いはおにいさん、おねえさん、時々おばあちゃんの出番です。
雪が降る前の雪吊りの光景もなかなかいいものです。
今年は初雪の後の降雪がなく小春日和が続きほっとしていましたが、明日から「雪」の予報です。
一昨年の同じ時期の光景
真っ赤なナナカマド
なんだか無性に熱々カレーが食べたくなります。
当別の大家さんの家は普段は静か(?)ですが、しょっちゅう人が集まってきます。
そんな時、おねえさん(次女)のお姉さん(長女)の腕が鳴ります。
冷蔵庫をちらって見て、挽肉たっぷり、かぼちゃ1個、たまねぎ、にんにく、枝豆、コーン(野菜はすべて自家製)の南瓜カレーを作ってくれました。
中辛の大人の味にかぼちゃのまろやかな甘みが加わりその美味しいこと!!
普段は少食のおねえさん、思わずおかわりしてしまいました。おねえさんには絶対作れません。
ちなみにお姉さん(長女)は、十数年調理の仕事をしていたプロの料理人です。(まだテレビ局からお呼びがかかっていませんが)
美味しいものを食べると 人は寒さも忘れて幸せな気持ちになります。
ふしぎな形容の花です
わずかに残っている秋草の間にひっそりとしっとりとありました。
【ワンポイントメモ】ユリ科の多年草。山地などに自生。茎は高さ60~90センチで毛が密生。葉は長楕円形。白地に紫色の斑点の散在する花を開く。和名は花の模様が鳥のホトトギスの腹の斑紋に似るためについた。
美しくはらはら舞う落葉を見ていると、なぜか切なくこんな詩が頭に浮かびました。
紅葉のただ中に
『落葉』
秋の日の ヴォロンの ためいきの 身にしみて ひたぶるに うら悲し。
鐘のおとに 胸ふたぎ 色かへて 涙ぐむ 過ぎし日の おもひでや。
げにわれは うらぶれて ここかしこ さだめなく とび散らふ 落葉かな。
ポール・ヴェルレーヌ (フランス) 上田 敏 訳
「意心帰」shape of mind 白大理石 作:安田 侃
ぶどう棚の干し大根
毎年このシーズンになるとあばあちゃんははりきって漬物をつけます。
家族が多かったときは、粕漬け、べったら漬け、かぼちゃ漬け、にしん漬け、朝鮮漬けそして酢漬け。
材料は、大根、白菜、きゃべつ、かぶ、なす、きゅうり等々。
粕漬けが一番人気で、大根、白菜、かぶ、なす、きゅうりに、人参、セロリ、ヤーコンなどです。
おばあちゃんの漬ける漬物は最高!!!
おばあちゃんの秘伝を体得できず、頂くのが専門のおねえさんですが。
今年はひかえめにお願いしました。